夏の暑さで乱れた体調を整えるセルフケア
今年の夏の長い猛暑で、体調が乱れた方も多かったのではないでしょうか?
体調を整える基本は
「栄養・睡眠・適度な運動」
ですが、さらにセルフケアにお薦めしたい
「呼吸法」
「耳マッサージ」
をご紹介致します。
自律神経のバランスを整える「4・4・8呼吸法」
肺は左右一対あり、鎖骨すぐ上のあたりから横隔膜までの位置を占めています。
肺自体は筋肉を持たないので、自ら膨らんだり縮んだりして空気を出し入れすることはできません。
ここで呼吸のために働くのは
胸腔と腹腔を仕切っている「横隔膜」と
肋骨と肋骨の間にある「肋間筋」です。
息を吸い込む時には横隔膜は下へ動き、肋骨は筋肉によって広がります。
息を吐く時は横隔膜も肋骨も元の位置に戻り、空気が押し出されます。
深呼吸は呼吸筋のストレッチ
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肺活量を高める効果があります。
<肋骨を広げる4・4・8呼吸法>
①肋骨に手をあてて中に風船があるイメージ
鼻から息を4カウント吸い、風船が前後・左右・上下にまるく膨らませるイメージで行う
②4カウント息を止める
③くちびるを突き出し、ストローで吹き出すように、風船が小さくなるイメージで8カウントで息を吐く
★お腹を締め、横隔膜を上げるように
★鼻から吐いてもOK!
※血圧や心臓など負担がないように、首・肩は力まずにゆるやかに行いましょう。
1回ごとに休み、3~5回繰り返す
ゆっくり4・4・8呼吸法をするとリラックスでき、自律神経のバランスを整えるといわれています。
いつでも簡単にできる「耳マッサージ」
耳は全身の縮図と言われており、自律神経に関するツボが集中しています。
耳をマッサージすると脳など全身の血流が良くなり、自律神経の働きが整えられる効果が期待できます。
①下の3箇所をつまみながら引っ張る
②耳たぶをつまんで外まわし
③耳の上下を二つ折りにしてマッサージ
※強く引きすぎず、軽く3セット
こんなにある!「耳つぼの効果」もご覧下さい。
ご不明な点はスタッフ今井までお尋ね下さい。
ぜひ、お試し下さいね!